オヤイデ、ハイレゾプレーヤー「Fiio X5」の第2世代モデル | ニコニコニュース

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オヤイデ電気(小柳出電気商会)は7月13日、ハイレゾ音源に対応したポータブルプレーヤー「Fiio X5 2nd generation」(以下、X5 2nd gen.)を発表した、発売は7月17日。価格はオープンで、推定市場価格は55,500円前後(税別)。

X5 2nd gen.は、2014年5月に発売された「Fiio X5 JAPANESE EDITION」の第2世代モデル。従来モデルから、機能やGUIなどを中心にブラッシュアップされている。

対応しているハイレゾ音源のファイル形式は、5.6MHzまでのDSD、192kHz/64bitまでのWAV、192kHz/24bitまでのFLAC/APE/ALAC/WMA 9.1/AIFFだ。SACD ISOのダイレクト再生にも対応。USB DACとして使用する場合の対応ファイル形式は、DSDは最大2.8MHzまで、PCMは最大192kHz/24bitまでとなる。

DACチップは初代モデルと同じテキサス・インスツルメンツ社「PCM1792」を採用。新たに、I/Vコンバージョン用に「OPA162」、LPFとボルテージアンプ用に「OPA1622」を採用。ノイズと歪の発生を抑えている。バッファーとして2つの「BUF634U」を使用しており、初代モデルに比べて、67%アップした最大250mAまでの出力電流を供給できるようになった。適応インピーダンスは16~150Ω、周波数帯域は20Hz~20kHz。S/N比は117dB以上。

デジタルオーディオアーキテクチャはJZ4760B+SA2000+PCM1792Aで構築。テキサス・インスツルメンツ社のアナログボリュームコントローラーチップ「PGA2311A」を採用し、音源のサウンドエッセンスを忠実に再現するという。

本体サイズはW63.5×D15.3×H109mmで、質量は165g。初代モデルに比べて、15%の軽量化、12%のコンパクト化を実現。デザインはよりシンプルなものへ変更された。容量3,300mAhのリチウムイオン充電池を内蔵。約4時間でフル充電され、最大で約10時間の連続使用が可能だ。初代モデルと同様、2基のmicroSDカードスロットを備える。1基あたり128GBまで、合計で最大256GBまでのmicroSDメモリーカードを使用できる。

また、X5 2nd gen.専用のアンプスタッキングキット「HS16」と、専用レザーキャリングケース「LC-FX5221」も同時発売する。HS16は、X5 2nd gen.とポータブルアンプを組み合わせて使用するためのキット。LC-FX5221は、ボタンやディスプレイ、スクロールホイール、コネクタなどの操作を妨げない、レザー製ケースだ。価格はいずれもオープンで、推定市場価格はHS16が500円前後、LC-FX5221は2,000円前後だ(いずれも税別)。

(村田修)