米BOX OFFICE MOJOは7月10日~7月12日の全米週末興業成績を発表した。
“怪盗グルー”シリーズの最新作『ミニオンズ』が初登場1位に登場。バナナが大好物な謎の黄色い生物・ミニオンを主役にしたスピンオフ作品で、人類より遥か以前に誕生し、その時代で最も強いものに仕えるという習性を持つ彼らがボスを失い、滅亡の危機を迎える中、新たなボスを探す旅に出る物語だ。
2位は前週同様『ジュラシック・ワールド』。累計興行収入5億9,063万8,000ドルと6億ドルに迫り、歴史に残る大ヒットの記録を以前伸ばしている。
前週トップのディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』は3位に転落。超ヒット作『ジュラシック・ワールド』の陰に隠れてしまっているが、本作の累計興収も2億8,363万8,000ドルと3億ドル必至の好調ぶりだ。
前週3位で初登場した『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』は4位に1ランク順位を下げた。
5位に『死霊高校』が今週初登場。『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』のプロデューサー・ジェイソン・ブラム率いる製作チームが、呪われた学校を舞台に“首つり”の恐怖を描くサスペンスホラーだ。
その他、不老不死を得ようとする大富豪の老人が若者の肉体に自身の意識を移植しようとする禁断の医療をライアン・レイノルズ主演で描いたSF映画『Self/Less(原題)』が8位に、インドのコメディ映画『マッキー』のS・S・ラージャマウリ監督の最新作『Baahubali: The Beginning(原題)』が9位に初登場している。
○北米週末興行成績TOP 10(7月10日~7月12日)
(神野恵美)