民主党は7月3日より、国会および地方議会議員の候補者公募の第2弾を開始した。キャッチフレーズは「大補強2015-逸材公募」。特設サイトに自虐的ともとれるようなメッセージを掲げ、ネットの話題を集めている。
玉木議員「今の民主党は、新入社員が入って来ない会社」「休みはなくなる。批判にさらされる。からだはきつい。収入は減る。当選の保証なし。しかも民主党だ。それでも日本を救う気概があるなら、ぜひ応募を。」
このメッセージの意味について、サイトには「もう一度政権交代可能な政党に変わるために、新しい民主党の中核を担う人物を公募する」という趣旨があるという。
特命人事部長を務める玉木雄一郎議員は、現在の民主党について「『新入社員が入って来ない会社』のような状況」と苦境を説明。求める人物像としては、
「さまざまな分野で、能力や見識や経験を積んで活躍しているエキスパートで、かつ、日本を救う気概がある“反骨の精神”を持つ人材」
という高い要件を掲げている。
現有の戦力ではすでに打ち手が尽きたと考えているのか、新しい戦力を公募に頼る民主党だが、ネットからは「自虐ネタでしか釣れない奴に魅力はない」「このセンスの無さが民主党」と冷めた意見も出ている。
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