12日午前7時15分ごろ、名古屋市営地下鉄名城線東別院駅で、名古屋港発大曽根行きの電車(6両編成)が停止位置を61メートル過ぎて止まった。運転士(43)が居眠りし、ホームに進入して慌ててブレーキをかけたという。

 市交通局によると、乗客約400人にけがはなかった。電車は所定の位置まで戻って客を乗り降りさせ、3分遅れて出発した。

 運転士は宿直当番で、11日午前11時15分から12日午前0時20分まで勤務した後、仮眠室で就寝。午前5時50分から勤務を再開していた。