街角や駅前で良く行われている献血。自分の血液が将来、誰かの命を助けることになるので積極的に行っていきたいものです。
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の研究者たちにより、あらゆる型の血液をO型に変換する技術が開発されました。
人口のたったの6%しか持っていないと言われている特殊な血液であるRhマイナスのO型の血液。これは実はとてもマルチな血液なのです。なぜならどんな血液型を持つ人にも輸血ができるからです。
自分とは違う型の血液を輸血してしまうと、免疫反応を引き起こしてしまい死亡してしまうこともあります。研究者たちはある酵素を作り出し、この酵素が免疫反応の原因となる物質を取り除くことを発見したのです。
この技術はまだ試作段階で、他にもいくつかの課題があるため、実際に実現に至るには少なくとも後5年はかかるのではないかと言われています。
まだまだ先の話になりそうですが、将来どんな血液でもRhマイナスのO型に変換できれば、もっと多くの命を
そんな医療の発展に感謝して、研究者たちを背後から応援していきたいものですね。
http://consumer.healthday.com/health-technology-information-18/genetics-news-334/researchers-report-progress-in-making-all-blood-types-universally-accepted-699245.html