日本でも発売してくださいね~。
スマートフォンの大型化に伴って、すっかり需要が失速してしまったともいわれる小型タブレット。でも、携帯電話会社と年契約を結んだりすることなく、いろいろ手軽に選べる7インチタブレットがあった時代が懐かしいな。あの「Nexus 7」なんて、グーグルのオンラインストア「Googleストア」での販売が終了し、惜しまれつつ去っていった名機だとも思うんですけど。
そんなあなたへ朗報です。このほどHTCが、新たに「Desire」ブランドにて低価格の7インチタブレットを準備中との噂が飛び込んできましたよ! 情報ソースは、驚くべきことにインドの輸出入情報を公開しているZauba。どうやら先月末に、台湾からインドに向けて、製品モデル名で「HTC Desire T7 DS 2PMW100」という謎のデバイスが出荷されたことが明らかになっています。あくまでも研究開発段階のサンプル試作機であると明記されてはいるものの、20台のHTC製7インチタブレットが、首都デリーへ航空貨物で運び込まれた模様ですね。
ちなみにZaubaから明らかになった謎の7インチタブレットのスペックは、音声通話も可能なSIMカードスロットをデュアル搭載。メーカー名やクロックスピードは公開されていませんが、クアッドコアプロセッサーが採用されています。また、インドでの販売価格が1万1476インドルピーとなる可能性も指摘されており、日本円にして2万円台前半で購入できる低価格モデルとなりそうですよ……。
なお、HTCのDesire T7には、Qualcomm製の「Snapdragon 410」が採用されるとの噂もインターネット上では流れているようです。さらに、今年9月にドイツのベルリンで開催される「IFA 2015」コンシューマー・エレクトロニクス・ショーでの正式発表を期待する声も高まっているんだとか。もう大型スマホには飽きたというユーザー向けに、通話もできる格安7インチタブレットの登場は歓迎されるかもしれませんね。
source: VR Media
(湯木進悟)