夏祭りには欠かせないかき氷。そのかき氷のイチゴ、レモン、メロンといったシロップは、実はすべて同じ味であることがツイッターに投稿され、話題を呼んでいる。
あるツイッターユーザーが「割と衝撃なんだけど」という文言とともに投稿した画像を見ると「専用シロップの秘密」として、「イチゴ・レモン・メロンシロップの味付けは全て同じで、違いは着色料と香料。見た目と香りによって脳が錯覚を起こすため違う味に感じるのです」と書かれている。ツイートは、7月8日に投稿されて以降、10日までに2万5000以上リツイートされるなど、拡散している様子。
ある業務用シロップの原材料を見てみると、イチゴもレモンもメロンも「果糖ブドウ糖液糖、砂糖、酸味料、香料、保存料、安定剤、着色料」となっている。抹茶味や黒蜜味などといったものは実際の抹茶や黒蜜が加えられていることもあるようだが、それ以外の多くは同じものといえそうだ。
ツイッターには、
「だましたな...!:(´◦ω◦`):
などと驚く声がある一方で、“知ってた”という声も多数。最近は“本格”として果汁入りをうたうシロップも売られているが、
「しってた。そのつもりで買ったメロンのシロップが最近は本物のメロンの味がして逆にだまされた気分だった…メロンあんまりすきくない」
という声もある。
お祭りで買うかき氷は、ある意味、味というよりは雰囲気を楽しむものなので、厳密に果実の味がしなくても、多くの人にとっては問題ないのかもしれない。
※当記事は2015年07月12日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。