Phone Arenaは13日(現地時間)、英国の超高級携帯電話メーカーとして名を馳せるVertuによって、Snapdragon 810を搭載した新開発の高性能端末が準備されていることが判明したと伝えています。
画像は、先日発表された「Vertu Signature for Bentley」のもの
今回、Geekbenchベンチマークのデータベース上に「V06」というモデルナンバーのVertu製端末の情報が発見されました。データによると、Snapdragon 810(MSM8994)に加えて、4GBという潤沢なRAMを搭載、さらにOSには「Android 5.1.1 Lollipop」を採用している模様です。
価格や発表時期についても現時点では不明とされていますが、WinFuture.deは数ヶ月以内に登場するほか、実際に発売されるタイミングによっては正式版「Android M」がプリインストールされて登場することになる可能性を指摘。また、これまでのVertu製端末の傾向を踏まえると、価格は最低でも「5000ユーロ(約68万円)」程度になる見込みとのこと。
また、残念ながらV06のデザインや詳細なスペックに関する情報はこれまでにリークされていませんが、おそらくは ”Vertu史上最も高性能な端末” として登場することになるものと思われます。
画像は、「Vertu for Bentley」(過去記事)のもの
なお、Vertuは先日にも、英国高級車メーカーのベントレーとのコラボレーションモデルの最新作「Vertu Signature for Bentley」を発表したばかりですが(過去記事)、これまでにも新製品を発表するごとにその外観のみならずスペックについても着実に進化を積み重ねてきました。
今回の情報を見る限りでは、このV06によって ”周回遅れ気味の低スペック” というこれまでの「超高級スマートフォン」にありがちなイメージも払拭されることとなりそうです。
[Geekbench via WinFuture.de via Phone Arena]