スーパーは、アレなお客がいっぱいだ!
Jタウンネットで3度にわたって特集してきた、「スーパーの非常識・迷惑な客」。編集部には今までにない読者からの反響が殺到、中でも多かったのは現役店員、または店員経験者からの「こんな客はイヤだ!」という怒りのメールだ。
今回は店員さんたちからの証言を、迷惑客のタイプごとに整理して紹介していきたい。
まずは、これまでもたびたび紹介してきた「セコすぎる」お客たち。
「惣菜コーナーにある、指定のお弁当を買うとサービスになるお味噌汁を、お鍋の前で仁王立ちになり、何倍もおかわりして飲んでいた高齢の男性客。その後買ったお弁当が指定外で、お味噌汁が有料になるとレジで言われてキレていた。
また、おひとり様一点限りの品を、いくつもレジに入れているおばさん。『お連れ様はどちらですか?』と聞くと隣のレジを指差すが、隣のレジも同じようにこちらを指差している。しかも、何度もその手でレジを行ったり来たり。とっくに面は割れてるぞ!」(愛媛県・50代女性)
これはセコい。
続いては、定番「値下げシール」をめぐる攻防。
「値下げって何回か繰り返すのですが、一度付けた商品を何回も持ってきて、付け直させる客なんてざらです。肉とか、何時間もカゴに入れてるので、ぬるくなっていてハラハラします。値引き率50%からは、利益が出ないので、心の中で密かにそこからのお客はハイエナと呼んでます(笑)」(宮城県・40代女性)
ちなみにこの投稿者によると、シールを貼っていくときには、後ろにずらりと大行列ができるのだとか。店員さん曰く、「ハーメルンの笛吹き現象」。
さらに凄いのは、店員と結託して値下げのタイミングを把握している主婦軍団だ。
「値下げを担当している中国人の女性店員が、時間、対象商品、値下げしないコーナーまで常連の主婦たちに全部喋ってしまっているのです。商品を「廃棄」送りにしてしまう客
そのため、彼女が休み他の人が値下げをしていると、『あの場所値下げやってない!』などと指摘してきます。商品キープなんて2時間前からしてますよ。だって値下げ対象商品わかってますから」(東京都・40代男性)
「セコい」のカテゴリーに入るかもしれないが、そのあまりに商品を「廃棄」せざるを得ない状態にするような客の存在も報告されている。
「おばさんが『この肉傷んでない? 半額にできるでしょ? 半額にしてね』と言ってきたので、見たら全然傷んでないんです。『すみません、どこが傷んでますか?』と聞いたら、『ここ、傷んでるじゃない』と言いながら、ラップの上から肉を指で押して、その場所が傷んでいるというのです。『すみません、担当の者以外は値引きはできませんので』と言ったら、『できないの?! じゃあこれいらないわ、戻しておいて!!』と、いろんな商品を入れてあるカゴをレジ台に放置して返ってしまいました。
商品戻すの全部私ですし、指で押された肉は売り場に戻せないので廃棄になりますし。迷惑でした」(沖縄県・10代女性)
「詰め放題」でもないのに、パックの中身を勝手に入れ替えちゃうお客も。
「じゃがいもやみかんなど、1盛○○円の、カゴや透明パックに入っている商品を、まず1盛持ち、他のパックから大きいものをよりだして自分のものと入れ替える、激あつかましい女性客。レジに並ぶと、明らかに他の人のパックと見た目の分量が違う。
酷いのになると、パックで封がしてあるイチゴを、隙間から出し入れして無理矢理詰め替えようとする。本人は満足そうだったが、周りに汁がこぼれるし、他のイチゴの形はつぶれるし、さんざんだった」(愛媛県・50代女性)
これももちろん、廃棄モノである。
まだまだ投稿はあるので、後篇(スーパーで、レジ前にお菓子を開封して子どもに食べさせる親。『マズイ』と、そのまま棚に戻しやがった)に続きます。