2012-13シーズンまでバイエルンの監督を務めたユップ・ハインケス氏が、マンチェスター・Uへの移籍が発表されたドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーについてコメントしている。13日、ドイツ誌『キッカー』が伝えた。
ハインケス氏は、「バスティアンはバイエルンの魂だった。自分のことなんて考えず、チームにすべてを捧げてくれた」と、教え子である同選手を称賛している。
また、「彼はバイエルンファンや関係者にとっての象徴だった。フランツ・ベッケンバウアーやゲルト・ミュラーと同じようなトップクラスの選手だ。ブンデスリーガとドイツサッカー界は彼が恋しくなるだろう。バイエルンにはもう、彼のような選手はいないね」と、引き止めることができなかったことを言及した。
現在30歳のシュヴァインシュタイガーは、バイエルンの下部組織出身で2002年にデビュー。それ以来、同クラブ一筋で、これまで500試合に出場し、ブンデスリーガで8回、DFBポカールで7回の優勝を含む、22のタイトル獲得を経験している。