ギリシャ人を見下す中国人・・・「怠け者」で遅刻早退は日常茶飯事、だから「現地の中国企業は雇いたがらない」 | ニコニコニュース

サーチナ

 ギリシャが深刻な債務危機に直面していることに対し、中国メディアの閲読時間は11日、「1人の中国人から見たギリシャ」を紹介する記事を掲載し、ギリシャ人は非常に怠け者だと主張した。なお欧州連合(EU)はギリシャに対して支援をすることで合意に達したと明らかにしている。

 記事は、ギリシャが大理石の産地であると同時に、中国においても不動産向けにギリシャ産の大理石が輸入されていることを紹介。さらに、大理石の買い付けのためにギリシャを訪問する機会の多い中国人による対ギリシャ観として、「ギリシャ人は怠け者すぎる」と紹介した。

 さらに、ギリシャ人が怠け者であると主張した理由として、「大理石が産出される郊外では多くのギリシャ人は月収が1000ユーロ(約13万6420円)未満の生活をしているが、生活ぶりは非常にだらけている」と主張。オフィスワーカーは午前10時ごろに出勤し、昼食には1-2時間もかけ、3-4時間ほど仕事をしたら退社してしまうと伝えた。

 また、ギリシャの夏は非常に暑いとし、午後3-4時になったら家に帰って昼寝をし、午後7時ごろに起きて酒を飲むような生活を送っている人も少なくないようだと紹介し、1日中働いている現地の中国人とは対照的であると論じた。

 続けて、ギリシャ人の生活ぶりについて、「収入を見てみれば、まったく羨ましいなどとは思わない」と指摘し、債務危機によってギリシャ人の収入は減少を続けているようだとし、現地の中国人より低い人も多いと指摘した。

 そのほか記事は、仕事上のギリシャ人の態度の悪さも「中国人に不満を抱かせる要素の1つ」と主張し、パソコンを用いて受発注のやりとりをするなかで、「仕事に慣れた中国人であれば1-2時間もあれば終わる作業が、休暇や何やらで次の週まで仕事が終わらないケースもある」などと紹介。休暇や遅刻、早退などはギリシャの職場では日常茶飯事であると主張し、ギリシャに進出している中国企業は「ギリシャ人を雇用したがらない」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)