お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの南原清隆(50)が司会を務めるテレビ東京系“冒険ドキュメント番組”の第4弾『地球30,000km!奇跡の家へ 世界の超!絶景ハウス4』が22日(後9:00~10:48)に放送される。
絶景だけが写った1枚の写真だけを頼りに、その絶景の中に佇む家を探し出す海外ロケ番組。今回は、素人同然の若い女性タレントに、あまりに秘境すぎてコーディネーターも行ったことが無い場所で、あるかわからない家を探し出せという無茶ぶりを極め、無謀すぎるがゆえに巻き起こるハプニングやリポーターたちの珍道中が見どころとなっている。
この無謀で過酷な企画を発案したのが、実は南原だったと名指しされているのだが、「正直、覚えていません(笑)。ポロッと言ったことを覚えていて、すでに海外ロケも終えてから『南原さん、言ってましたよね』と事後報告するんだから。恐ろしいですよね、テレビ東京は」と笑いに紛らす。
1985年にウッチャンナンチャンを結成し、90年以降、バラエティー番組はもちろんドラマや映画にも出演するなどマルチな活躍を続けてきた南原。2011年4月からは日本テレビ系で昼の帯番組司会を担当しているため、拘束時間の長い海外ロケはスケジュール的に難しいが、「僕もこの番組のロケに行く気はある」と意欲を見せる。「後はテレ東さんと日テレさんの話し合い次第ということで(笑)。僕はいつでも行けますよ!」。
テレビで当たり前のように行われていることを先駆けてやってきた自負がある。
「若いころは過酷なロケをバンバンやっていましたからね。“すべての道はローマに通ず”というのは本当か確かめようと、フランス・パリの凱旋門を出発して、内村(光良)と僕のどっちが先にローマにコロッセオにたどり着つけるかを競うヒッチハイク企画をやったこともありました。それは、後の猿岩石のユーラシア大陸横断ヒッチハイクにつながっていきましたし。お金を持たずにママチャリで行けるところまで行くという企画で、九州まで行ったこともありましたね。だいたいのことは経験しているんで、どんなオファーがきても大丈夫」と、変わらない芸人魂をのぞかせていた。