自民党の二階俊博総務会長は14日の党役員連絡会で、東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の総工費が2520億円に膨れ上がったことに関し、「一体どうなっているのか」と述べ、政府側に詳細な説明を求めるべきだとの考えを示した。
その後に開かれた党総務会でも、出席者から「予算が高すぎる」などの指摘が相次いだ。これに対し、谷垣禎一幹事長は「政府側に現況の説明を聞いた上で、総務会に報告する」と述べた。