いつ混乱が収まるんでしょうね…。
経済危機によりユーロ離脱がささやかれるだけでなく、iTunesやiCloudまで使えなくなってしまったギリシャ。同国のアップルサービスユーザーは踏んだり蹴ったりな状況ですが、アップルはiCloud料金を30日間無料にするという救いの手を差し伸べるそうです。
そもそもこの状況はギリシャの資本規制法により、海外企業へのクレジット払いが制限されているために起きています。つまり、口座に十分なお金があってもアップルやその他のサービスによる引き落としができない状態になっているんです。
金融危機によるiCloudサービスの利用停止を防ぎ、また自分のファイルに引き続きアクセスできるように、あなたのiCloud利用料金の引き落としを30日間延長します。
この延長は正常は引き落としを行なえた最後の日から30日間となります。その後もプランの利用に問題があるのならば、iCloud storageサービスのプランを引き下げる必要があります。
どうも無料期間は30日間が1回だけで、その後も引き落としに問題がある場合はユーザーが自分で手を打たなければいけないみたいですね。もしギリシャの経済危機が長引くようなら、ユーザーは自分のHDDか問題がない他のオンラインストレージサービスにファイルを避難させる必要がありそうです。
なかなか光の見えないギリシャ情勢ですが、あとはこのクラウドファウンディングサイトに望みを託すしかないのか…
source: Apple Insider
(塚本直樹)