「少年隊」の東山紀之さんが主演する連続ドラマ「刑事7人」(テレビ朝日系、水曜午後9時)が、15日からスタートする。東山さん演じる「時間」に執着する風変わりな主人公の刑事・天樹悠ら7人が難事件に挑む刑事ドラマで、高嶋政宏さん、片岡愛之助さん、鈴木浩介さん、倉科カナさん、吉田鋼太郎さん、北大路欣也さんといった豪華キャストが脇を固める。
「刑事7人」は、札付き刑事たちの追い出し部屋と揶揄(やゆ)されながらも、警視庁屈指の精鋭たちが集まる「警視庁捜査一課12係」が舞台。東山さん演じる天樹は、協調性がなく空気も読めない男だが、捜査能力は超一級で、死亡推定時刻や犯行時刻、アリバイ時刻などから導き出した「加害者と被害者のタイムライン」に疑問を投げかけ、そこに生じる「空白の時間」の意味を探り、事件の真相に迫っていく。
「警視庁捜査一課12係」のメンバーに、熱血刑事・沙村康介役の高嶋さん、情報分析のエキスパート・山下巧役で愛之助さん、正義感は強いが慢性的にやる気のない刑事・永沢圭太役で鈴木さん、肝の据わったクールな女性刑事・水田環役で倉科さん、結果至上主義の係長・片桐正敏役で吉田さんが出演。さらに12係と連携する法医学教授の権威、堂本俊太郎役で北大路さんが務める。
初回は、午後10時24分までの拡大版で放送。12係に着任した天樹(東山さん)は、元大蔵大臣の息子が死亡したクルーザー爆発事件を捜査し始める。堂本(北大路さん)が司法解剖を行った結果、被害者は爆発事件の前夜に絞殺されていたことが判明。被害者の部屋を訪れた天樹は、宅急便の不在票から事件をひも解くための重要なヒントを見つけるが、その矢先、12係は事件から手を引くよう上層部から命令が下る……という展開。