なかなか手が届かないですね。
初期モデルは開発者への配布は行なわれたものの、市販を前に計画がお蔵入りになってしまったグーグル・グラス。最近その後継機ことグーグル・グラス エンタープライズエディション(以下、EE版)の噂がいろいろ持ち上がっていますが、どうやらその入手は一般人には難しいみたいなんです。
ネタ元の9to5Googleによると、グーグル・グラス EE版は公認のGlass for Workに登録されたパートナー…つまり企業専門に配布されるそうなんです。まぁエンタープライズエディションって名前の時点でそのような事態は想定できるといえばできるのですが、なんとも寂しい話です。
このグーグル・グラス EE版はディスプレイの大型化などハードの進化だけでなく、UIなどにも変更が加えられているそうです。さらにソフトウェアやハードウェアなどは企業用に専用カスタマイズされて出荷されるとか。こう聞くと、市販製品とは結構違う性質のプロダクトなのかなーと思ってしまいますね。さらに、まだ開発段階ですが数百種類のグーグル・グラス EE版が存在しているそうな…。一体グーグル・グラスはどこへ向かおうとしているのでしょう?
ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、グーグル・グラスの後継機は2015年、つままり今年登場予定です。企業だけでなく、前モデルのエクスプローラープログラムに登録した開発者さんもグーグル・グラス EE版に触れる機会はあるのでしょうか?
image by Giuseppe Costantino / Shutterstock.com
source: 9to5Google
(塚本直樹)