9年におよぶロングジャーニー。
NASAの探査機ニューホライズンズが冥王星の上空、約1万3,000キロに達したとNASAが発表しました。2006年に打ち上げられたこの探査機は、9年かけて地球から48億キロ離れた冥王星に到達したというわけです。ちなみに約1万3,000キロというのはニューヨーク - ムンバイ(インド)ぐらいの距離、って平面の距離間じゃちょっとわかりづらいですかね。
冥王星への最接近に成功して沸きに沸くNASAのニューホライズンズチームの皆さん
とにかく1930年に発見されて以来、謎多き惑星、じゃなかった準惑星でしたので、その姿がついにあらわとなるわけです。先日、冥王星から400万kmのところで撮影された画像からは、冥王星の南の極付近には謎の4つの黒い地形があることが判っています。
ちなみに最接近時の写真はまだ地球には届いていません。どんな色なり、どんな地形をしているのか。更なる発見がもたらされるのか。NASA TVのストリーミングでも見ながら待ちましょう。
source: NASA
(和保皓介)