巨大企業がつぎつぎと。
Amazon Web Services(以下AWS)は自社のデータセンターに供給する電力を確保するため、ノースカロライナ州に風力発電所「Amazon Wind Farm US East」を建設すると発表しました。この計画は、再生可能エネルギー企業Iberdrola Renewablesとの共同事業です。
今回建設する風力発電所は2016年12月から稼働予定で、建設予定地の広さは8,903ヘクタールです。ここから米国の一般的な家庭6万1000世帯分に相当する67万キロワット(年間)の電力を供給するというのですから、かなりの規模ですよね。
AWSは、以前から事業の持続可能性の実現に力を入れてきました。2015年4月の時点で、グローバルなインフラに必要な電力の25%を、再生可能エネルギーから確保しています。2016年末までには、これを40%まで引き上げる計画で、今回の風力発電所の建設もその一環なのだとか。
先日発表されたFacebookの新データセンターといい、巨大IT企業のインフラを再生可能エネルギーでまかなうのが最近のトレンドのようです。今後も脚光を浴びるプロジェクトが発表されていくかもしれませんね。
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source: AWS
(ギズモード編集部)