ついにこの日がやってきた。
グーグルのロゴが変身したり、
IT'S HERE! IT'S HERE! The day of the historic #PlutoFlyby has finally arrived! pic.twitter.com/PwP3r9mghh
— NASA New Horizons (@NASANewHorizons) 2015, 7月 14
NASAも荒ぶっていたりと、何かとプルート(冥王星)一色な本日7月14日ですが、いまいちピンと来ない方のために、2分でまとめます。
image by Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute
2006年にNASAが打ち上げていた、(主に)冥王星のための無人探査機ニューホライズンズが、初めて冥王星のもっとも近くを通り過ぎます。ここまでたどり着くのに9年かかりました。
そもそも冥王星は、1930年に発見されてから太陽系の惑星の一員として、水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)の9番目で頑張ってました。けど、2006年に小さすぎるという理由から降格になり、現在では準惑星。
端的に言うと、近くで写真が撮れます。
冥王星、地球からは48億キロ離れていることもあり、これまではその正しい大きささえも謎につつまれていました。ニューホライズンズが接近し地球へ画像を送ってくれることで、すでにさまざまなことがわかってきています。これが加速するだろうというわけ。
日本時間で今夜7月14日21時ごろです(予定では20時49分57秒)。
2015年4月・5月の画像
NASA TVでは、20時半からカウントダウンイベントのライブストリーミングを行なうようです。が、注意してください。ここでは最接近した冥王星の画像は見ることができません。
ニューホライズンズは遠くにいるので、光速で頑張っても通信に4.5時間はかかります。「接近に成功したよ〜」というシグナルを受信するのも、日本時間で15日10時ごろになる見込み(9時半からNASA TVでストリーミング予定)。
撮影された画像が見られるのは数日先になりそうですね。それまでは今年に入ってニューホライズンズから送られてきた画像でも眺めてましょう。
source: NASA via Business Insider
(斎藤真琴)