毎日新聞 2015年07月14日 23時59分(最終更新 07月15日 10時36分)
画びょうでクラスメートの耳に穴を開けたとして、愛知県警熱田署などは14日、名古屋市内の専修学校2年の男子生徒ら5人(いずれも16歳)を暴力行為法違反(集団暴行)の疑いで逮捕した。
容疑は5月27日午後2時ごろ、教室でクラスメートの男子生徒(16)の左耳たぶに画びょうの針を刺したとしている。調べに対し、4人は「男子生徒がピアスの穴を開けてくれと言った」などと容疑を否認し、1人は認めているという。
同署によると、5人は嫌がる男子生徒の両肩や手首を押さえつけて耳に穴を開け、その様子をスマートフォンで撮影し、インターネット上に公開していたという。動画は既に削除されている。
男子生徒が6月中旬、同署に被害届を出していた。容疑者のうち1人は事件後に自主退学したという。【加藤沙波】