ドイツのBMWは、輸送企業のSCHERMと提携し、自社の部品の輸送に40トンのEVトラックを導入しました。使われるのはミュンヘン周辺。BMWの工場とSCHERMの倉庫との間を1日に8回往復します。大型EVトラックがヨーロッパの公道で業務用に使用されるのは初めてだそうです。
このトラックの充電には再生可能エネルギーを100%使うので、年間にして11.8トン分のCO2排出を押さえられます。それに走行音も静かで、微粒子汚染の心配もほとんどありません。
フル充電するのにかかる時間は3〜4時間。これで約100Kmの距離を走ることができるので、今回の輸送業務なら、1日に1度の充電で十分だそうです。
(ギズモード編集部)