仕事に熱中しているハッピーな従業員は、組織にとって好ましい。彼らはより創造的で、より良い結果を生み出してくれる。職場でチームのハピネスを高めるには、さまざまな方法がある。 StubhubのシニアプロジェクトマネージャーでスクラムマスターのKaren Fernandez氏はハッピーな職場環境のつくり方をブログで紹介している。
Karen氏によると、チームのハピネスは以下だという。
私はチームのハピネスを、チームメンバー全員が安全で偏見のないチーム空間にいて、尊重され、理解され、部外者でなくグループの一員だと感じている状態だと定義しています。それぞれのチームメンバーは、品質の高い価値駆動のプロジェクトやプロダクトに向けて、生産性が高く、チームと一緒にいたいと感じています。
Action for HappinessのボードメンバーであるVanessa King氏は、action 50でハッピーな職場環境にフォーカスした。
職場のハピネスはWin-Winの関係です。仕事に熱中しているハッピーな人は、より健康的で、生産性が高いものです。彼らはたくさんのアイデアを持ち、自分の職責を越えた貢献をして同僚を助ける可能性が高く、去ったり病欠したりする可能性が低く、時間通りに仕事に取り掛かる可能性が高いのです。
Vanessa氏は、組織のカルチャーやインセンティブの仕組みを変えるのは難しく、時間がかかるだろうという。彼女は、効果が見込めて、管理者、マネージャー、リーダーがやれそうなアイデアを紹介した。
Vanessa氏は職場でハピネスを見つけるコツをこう紹介した。従業員は、同僚、顧客、パートナー、外部アドバイザー、サプライヤーを助け、彼らとの関係を高めるようとしなくてはならない。従業員は互いに理解し合い、目標がハピネスの定義に合っているかどうか確かめなくてはならない。
Karen氏はチームのハピネスを推測するためのプロセスを紹介している。まずハピネスの定義と各自のニーズを収集する。それから、すべてのポイントについて議論し、全員に投票してもらってチームのアグリーメントをつくる。最後に、頻繁にアグリーメントを見直し、必要に応じて更新する。
Bloomberg BusinessのレポーターであるRebecca Greenfield氏は、チームのハピネスについて、HubSpotのエンジニアリング担当副社長、Eric Richard氏の考えを紹介した。Richard氏は透明性が従業員を助け、よりハッピーにするという。HubSpotは匿名投票アプリTiny Pulseを使って、従業員のハピネスを計測している。Tiny Pulseを通して、エンジニアは透明性とコミュニケーションを高めることで、不透明さ、混乱、理解不足を感じていた時よりも、よりハッピーになることがわかったという。