“通信量制限ない“ 通信会社広告見直しへ NHKニュース

通信会社の「UQコミュニケーションズ」は提供している高速モバイル通信サービスで、通信量の制限がないなどと広告で大きく表示しながら、実際には一部で速度制限を行っていたとして、利用者から批判の声が相次いだことを受けて14日、ホームページで謝罪するとともに広告の表現を見直すことを明らかにしました。

問題になっているのは「UQコミュニケーションズ」がおととし10月から提供を行っている高速モバイル通信サービス「WiMAX2+」です。広告では「ギガ放題」、「データ量制限ナシ」などと大きく表示し、通信速度の速さや通信量の制限がないことを強調していました。
しかしことし4月から、3日間で3ギガバイトの通信量を超えると速度制限がかかるようになり、利用者から「誇大広告だ」などと批判の声が相次いでいました。このため「UQコミュニケーションズ」は14日、ホームページに文書を掲載し、速度制限の案内は当初から行っていたとする一方、広告については誤解されないような表現に改善すると発表しました。
また、このサービスでは2年以内に解約すると違約金がかかる契約もありますが、広告を誤解して契約した利用者に対して、場合によっては無償解約に応じることも検討しているということです。
「UQコミュニケーションズ」は「お客様にご心配をおかけしたことをおわび申し上げます」とコメントしています。