SamMobileは16日(現地時間)、韓国サムスンが、2016年内にヨーロッパ市場において「Tizen OS」搭載スマートフォンを発売する見込みと伝えています。
SamMobileによると、現在サムスンは、ヨーロッパ中の主要な国家のすべてにおいてTizenスマートフォンのテストを実施しており、2016年以降を目安に市場に投入される見込みとのこと。なお、その際には、次世代バージョンとなる「Tizen 3.0」とともに投入される可能性が高いことをSamMobileは指摘しています。
また、既にTizenプラットフォームには「Tizen Z1」という端末が存在していますが、一方で今月初頭には「Samsung Z3」(SM-Z300H)なる端末が7月中にもインドで発表される可能性も伝えられており(過去記事)、おそらくはそのどちらかあるいは両方がヨーロッパ市場にも展開されることになる見込みです。
インドやバングラデシュ市場に代表される成長市場において好調を維持していることが報じられるTizenプラットフォームですが(過去記事)、はたしてヨーロッパ市場でも同様の成功を収めることができるのでしょうか。