「いやー、観覧車乗ってこそのマカオ通だよねー」とか言ってみたい。
ラスベガスにカジノをオープンさせようと思ったら、ただのカジノじゃ絶対に流行らない。何かひと味他には無い物を加えないとラスベガスを知り尽くしたお客様に素通りされてしまいます。
そう例えば、VIP限定のスペシャルなレストランや、素晴らしい水のショーとか。あとは最終手段として観覧車もいいですね。あ、でも他の国に先を越されてしまいました。
実は、マカオのコタイに街を見下ろす430フィート(約131メートル)の高さを誇る観覧車ができたんです。世界初の8の字型の観覧車が!
この夏オープンするマカオのカジノリゾート「Studio City」。ここにででーんっと取り付けられるこの観覧車が「The Golden Reel」です。ロンドン・アイやべガスのハイ・ローラーに比べれば大きさ的には負けますが、マカオのカジノリゾートのかなり高い所に設置されているので、他に引けを取らない素晴らしい眺めが楽しめるでしょう。
乗客はカジノリゾートの23階から観覧車に乗ります。17個のゴンドラは全てスチームパンク調になっていて、一度に10人まで乗ることが可能。ゴンドラは8の字の内側をなぞるように進んでいきますが、真ん中の交差部分は避けて通るようです。一周するのに15分ほどかかり、十分に空中の旅が楽しめます。
リヒテンシュタインを拠点とするIntamin Amusement Ridesによってデザインされたこのthe Golden Reelは、世界初の8の字型観覧車と言えるでしょう。投資家たちはこの一風変わったアトラクションで、32億ドル(約3,955億円)をつぎ込んだマカオのStudio Cityリゾートに観光客を呼び込む狙いです。
ただいまこの観覧車、厳格な機械検査の真っ最中。でも年末にはリゾートの全ての施設がオープンする予定なので、もしラスベガスには飽きたしそろそろ新しい土地で豪遊しちゃおっかなという方がいらっしゃいましたら、マカオも選択肢に入れてみては?
source: Studio City Macau via Gizmag
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(SHIORI)