Fudzillaは17日(現地時間)、マイクロソフトが、Windows 10の販売パッケージの形態として従来的なDVDに代わり「USBフラッシュドライブ」を新たに採用したと伝えています。
近年のWindows OSシリーズにおけるOSのインストール方式には、DVDドライブを利用してインストールディスクを読み込む手法が採用されてきましたが、新たにWindows 10世代においては、USBフラッシュドライブを用いたインストール方法へと変更されることとなりました。
また、既に米国のAmazonストア上では、USBフラッシュドライブ版のWindows 10シリーズの先行予約受付が開始されており、「Windows 10 Home」および「Windows 10 Pro」の販売価格は、それぞれ「119.99ドル(約1万5千円)」と「199.99ドル(約2万5千円)」とされています。
たしかに、一部の低価格モデルあるいは薄型軽量化を追求したモデルにおいては、DVDドライブが搭載されていない場合もあることを踏まえると、あらゆるPC製品に1つはほぼ確実に搭載されているUSBポートを利用した方式を採用するのは、非常に理に適った選択であると言えそうです。
フロッピーディスクに始まり、CDからDVDと変遷し、今またUSBフラッシュドライブへと変更されることとなりましたが、時代の流れを踏まえると、いずれは物理メディアでの提供も廃止され、完全にダウンロード販売のみへと切り替えられる日が訪れるかもしれません。