米マイクロソフトは17日(現地時間)、いよいよ7月29日に正式リリースを迎える「Windows 10」の詳細なサポート期間について、公式Webサイトを通じて明らかにしました。
公開された情報によると、Windows 10は2020年10月13日で新機能の追加などを含む ”メインストリームサポート” が終了するものの、その後は2025年10月14日までバグ修正やセキュリティ強化などのOS保守的な意味合いの強い ”延長サポート” が継続される模様です。
一方で、2020年あるいは2025年以降の「Windows OS」シリーズがどのように展開されるのかが非常に気になるところ。マイクロソフトはWindows 10を ”OSとして最後のWindows” と公式に呼称しており、今後は ”サービスとしてのWindows” の理念の下に、従来よりも高い頻度で定期的に、機能追加を含む細かなアップデートを提供していくスタイルに切り替える戦略が既に明らかにされています。
もしも本当にWindows 10が ”最後のOS” となるならば、サポートの終了後に何らかの形で ”世代交代” が行われることになるものと思われます。しかし現時点では、それがどのような形で行われるのかは一切明らかにされておらず、マイクロソフトの将来の発表を待つよりほかありません。
あるいは、2020年を迎える前にメインストリームサポート期間が延長されることになる可能性も考えられます。いずれにせよ、少なくとも10年以上もの間は何らかの形でアップデートされることは確約されており、Windows 10は非常に ”息の長い” 製品となりそうです。