韓国サムスンは20日(現地時間)、金属筐体を採用した新型の ”超薄型軽量” タブレット「Galaxy Tab S2」シリーズを正式に発表しました。
今回発表されたGalaxy Tab S2シリーズには「9.7インチモデル」と「8.0インチモデル」の2モデルが用意されており、ともに画面アスペクト比「4:3」のSuper AMOLEDディスプレイを採用。また、両モデルともに ”同サイズのディスプレイを搭載する端末との比較において” 世界で最も薄く最も軽いことが謳われています。
搭載されるSuper AMOLEDディスプレイは、Adobe RGB比で「94%」という非常に豊かな色表現能力を有するほか、利用するコンテンツに応じて自動的に画質や画面輝度を調節してくれる機能も実装されており、デジタルコンテンツを利用するに最適なデバイスであることがサムスンによって強調されました。
以下は、両モデルの主なスペック。
Galaxy Tab S2(9.7インチモデル)
OS | Android 5.0 Lollipop |
ディスプレイ | 9.7インチ QXGA(2048×1536)Super AMOLEDディスプレイ |
SoC | オクタコアSoC(1.9GHz駆動コア ×4 + 1.3GHz駆動コア × 4) |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32 / 64GB |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 210万画素 |
バッテリー | 5,870mAh |
ネットワーク | 2G / 3G 通信 4G LTE通信 |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 BLE Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
その他 | microSDカード 対応(最大128GB) 指紋認証センサー 搭載 |
外形寸法 | 169(W) × 237.3(D) × 5.6(H) mm |
本体重量 | 389g(Wi-Fiモデル) / 392g(LTEモデル) |
Galaxy Tab S2(8.0インチモデル)
OS | Android 5.0 Lollipop |
ディスプレイ | 8.0インチ QXGA(2048×1536)Super AMOLEDディスプレイ |
SoC | オクタコアSoC(1.9GHz駆動コア ×4 + 1.3GHz駆動コア × 4) |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32 / 64GB |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 210万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
ネットワーク | 2G / 3G 通信 4G LTE通信 |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 BLE Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
その他 | microSDカード 対応(最大128GB) 指紋認証センサー 搭載 |
外形寸法 | 134.8(W) × 198.6(D) × 5.6(H) mm |
本体重量 | 265g(Wi-Fiモデル)/ 272g(LTEモデル) |
両モデルともに「Galaxy S6」シリーズ同様、ホームボタンに「指紋認証センサー」が統合されており各種認証をスムースに実行可能しているほか、「マルチタスク性能」を高めるための機能も実装されているとのことです。また、来月中にも世界各国での販売が開始される予定とされていますが、具体的な市場や販売価格などについては明らかにされていません。
搭載されるディスプレイのサイズや解像度に加え、画面アスペクト比までも ”iPadシリーズとほぼ同一” に揃えられたGalaxy Tab S2シリーズ。サムスンとアップルによるタブレット市場の覇権争いは、今後さらに熾烈なものとなりそうです。