2009年の歩行アシスト体験レポートからここまで、長かった...。
ホンダが歩行リハビリを支援する歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」の製品版を発表しました。月4万5000円のリース販売(3年契約)で、対象は全国の病院やリハビリテーション施設となっています。
ASIMOの開発で培った歩行理論が元となったプロダクツで、2012年には「リズム歩行アシスト」を介護予防の効果検証プログラムに提供、2013年には100台のモニター使用を開始していました。
最新型の「Honda歩行アシスト」は従来機同様腰フレーム、モーター、大腿フレームで構成されていますが、バッテリーを含む重量は初代機と比べてやや軽くなった約2.7kg。
使用者ごとの歩行の特徴、訓練状況を可視化できる計測機能付きで、歩行動作を誘導する追従モード、左右の脚の屈曲、伸展のタイミングが対称になる対称モード、歩行中の重心移動をスムーズに行うロッカーファンクションの機能回復ができるよう繰り返しステップを誘導するステップモードが選択可能。
いち充電稼働時間は60分となっており、機能性と小型化・軽量化とのバランスをとったスペックなのでしょう。
ホンダは他にもホンダの歩行アシスト!夢見る大興奮レポート!でお伝えしている体重支持型歩行アシストも開発中です。生活に役立ち、人を笑顔にさせるプロダクツのさらなる登場を期待したいですね。
source: ホンダ
(武者良太)