アップルはどこまで成長するのだろう…。
発表のたびに素晴らしい成長ぶりを示すアップルの決算発表ですが、今回発表された2015年第3四半期決算でも、同社が依然として成功を続ける企業であることが明らかになりましたよ。
まず、トータルの売上高は496億ドル(約6兆円)で純利益は107億ドル(約1.3兆円)。前年同期の売上高374億ドルと純利益の77億ドルから大きく数字を伸ばしています。これだけの数字がたったの4月~6月で叩きだされるんです。
また製品別の個別売上台数はこちらです。
・iPhone:4750万台(前年同期は3500万台)
・iPad:1090万台(前年同期は1330万台)
・Mac:480万台(前年同期は440万台)
iPhoneが前年度マシマシなのはもうなれっこですが、iPadの売り上げが減っていることが気になりますね。最近は大型なファブレット端末などの登場により、iPadなどのタブレット端末が押されているとも聞きます。個人的にはもうちょっとiPadが安いと買いやすくなると思うのですが…。アップルは2015年後半に12インチクラスのiPad Proをリリースするとも噂されていますが、この苦境を脱することができるのでしょうか?
また、今回の決算ではApple Watchの具体的な販売台数は発表されませんでした。しかし、ご安心を。アップルCFOのLuca Maestri氏の発言より、Apple Watchは10億ドル(約1200億円)以上の売り上げがあったことが計算できます。これは初代iPhoneやiPadの登場時よりも好調なセールス記録だったそうです。世界中で大ブーム…ほどではないにしろ、堅実なスタートだったみたいですね。
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source: THE VERGE
(塚本直樹)