キョトンとつぶらな瞳に一撃瞬殺。
顔がウシな「テングモウミウシ(Costasiella kuroshimae)」、別名・葉っぱヒツジです。イカムシを彷彿とさせるドッキングっぷりですが、こやつ、動物のくせに植物のように光合成までできます。
光合成ができる唯一の動物「嚢舌目(のうぜつもく)」の一種で、藻を食べるとその葉緑体を自分の体に吸収して、藻そっくりに光合成をやるんです。いわゆる「盗葉緑体現象(Kleptoplasty)」と呼ばれる現象ですね。
光合成は数時間から長くて数ヶ月ぐらいもちます。その間は太陽光発電のスラッグに!
"葉っぱのヒツジ”とも形容される、この「テングモウミウシ」は海の"藻”をいっぱい食べるそうで、それで「光合成ができる珍しい生物のひとつ」でもあるらしいよ。ほんと"葉っぱ"みたい。ちっちゃくても、大切にしたい生き物。 pic.twitter.com/4XBCOPc8Cl
— orangeflower08 (@orangeflower08) July 21, 2015
前にバズった海の白うさぎ「ゴマフビロードウミウシ(Jorunna parva)」に続くヒット。
海外では「日本で話題」と紹介され、日本では「『日本で話題』と海外で話題」と紹介されてて、なにやら入れ子の鏡状態なのが笑えます。
source: boredpanda via @orangeflower08
(satomi)