自撮りがきっかけで発見されるなんて、すごく今時ですよね。
イラクのサマーワに落ちていた米軍の無人航空機。発見した地元の人の自撮り写真が、ネット上で拡散してました。これについて、墜落していた機体が無人航空機MQ-1C グレイ・イーグルであると明らかになりました。
NEW photo :The U.S drone that crashed in Samawa province ( near the cement factory) pic.twitter.com/0j93LoE2az
— Steven Nabil (@stevoiraq) July 21, 2015
ペンタゴンの広報担当はBuzzFeedへのメールで、「基地に戻る途中、技術的な問題によって通信が途絶えた」と説明しています。また、写真は21日にツイートされていましたが、墜落自体は7月16日に起こっていました。偵察機を発見した人が、イラク人フリージャーナリストのSteve Ishakさんに写真を渡したことからネット上に広がったようです。
A U.S drone crashed in the desert of Samawa province in southern iraq earlier today pic.twitter.com/VbQiCPJFJ6
— Steven Nabil (@stevoiraq) July 21, 2015
General Atomics社の無人航空機グレイ・イーグルは2100万ドル(約26億円)で、上昇限界高度は2万9000フィート(8,840m)、最大積載量は1,075lbs(約487kg)。スティンガーミサイルやヘルファイアミサイルなどを積むこともあります。ペンタゴンによると、「(今回墜落した)機体には武器が積まれていない」とのこと。
現在、米軍はイラク政府と協力して、無人偵察機のコントロールを取り戻そうとしているようです。
Image by General Atomics
source: BuzzFeed
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(Haruka Mukai)