まだまだ増加中。
発売から約3カ月で10億ドル(約1200億円)を売り上げたApple Watch。iPhoneやiPadより好調なスタートを切ったこのプロダクトが成功するか否かを左右するのは間違いなくアプリでしょう。
Q3の決算発表の際に発表された数字によると、発売当初の時点で3,000種類だったアプリも、たった3ヶ月でその数を3倍近くの8,500本まで増やしてきているとのことなんです。
腕につけるスマートデバイスという、今までにない機能やインターフェースを求められるApple Watch向けアプリ。このブルーオーシャンで一発当てようと、開発を考えている会社は少なくないでしょう。
ただ、発売当初のWatchOSではApple Watch内の各種センサーを使えなかったり、双方向でバックグラウンド通信ができなかったり、そもそもアプリがネイティブアプリじゃなかったりと開発者にとっては多くの課題があったんです。
しかし先月のWWDC内でWatchOS 2が発表され、これらの課題がいくつも解決できるようになりました。ある意味ここからが本当のスタートライン。様々な制約がなくなり本当に作りたいアプリを作れる状況が用意され、ここから一気に魅力的なアプリが次々と登場してくのではと期待してしまいます。
WatchOS 2は今年の秋ローンチの予定。今頃開発者の皆さんは大忙しかもしれません。次の世代を作るApple Watchのキラーアプリが出るのを楽しみにしておきましょう。
source: The Verge
(小山和之)