Strategy Analyticsは22日(現地時間)、2015年第2四半期における「スマートウォッチ」市場において、米アップルの市場シェアが「75.5%」にも達したことを伝えています。
Stratege Analyticsの調査結果によると、アップルは2015年第2四半期を通じて400万台の「Apple Watch」シリーズを出荷したとのことですが、これは同時期に出荷されたすべてのスマートウォッチのおよそ75.5%に相当する数字となります。
なお、スマートウォッチ市場自体も、ちょうど1年前に当たる2014年第2四半期比で「457.3%」もの急成長を見せている一方で、韓国サムスンは前年比で急激にシェアを低下させてしまっていることが明らかになりました。
以下は、今回Stratege Analyticsによって公開された、スマートウォッチの世界的な市場シェアの推移を示した表。
スマートウォッチ出荷台数(単位:100万台) | 2014年第2四半期 | 2015年第2四半期 |
アップル | 0.0 | 4.0 |
サムスン | 0.7 | 0.4 |
その他 | 0.3 | 0.9 |
合計 | 1.0 | 5.3 |
市場シェア | 2014年第2四半期 | 2015年第2四半期 |
アップル | 0.0% | 75.5% |
サムスン | 73.6% | 7.5% |
その他 | 26.4% | 17.0% |
合計 | 100% | 100% |
合計成長率(前年比) | ― | 457.3% |
あくまでも ”出荷台数ベースの市場シェア” とはいえ、アップルの大躍進ぶりには目を見張るものがあります。一方で、サムスンの凋落ぶりも凄まじいものがありますが、はたしてあのサムスンがこのまま座して静観し続けるでしょうか。
現在最も急成長を遂げる市場の1つなだけに、今後の ”勢力争い” からはまだしばらくは目が離せそうもありません。
[Strategy Analytics via GSMArena]