Windows Centralは23日(現地時間)、米マイクロソフトから今秋頃にも発売されると見られる次世代フラッグシップ級「Lumia」シリーズの詳細なスペック情報が、新たにリークされたことを伝えています。
Windows Centralによると「Talkman」あるいは「Cityman」との開発コードネームが付けられた「Lumia 950」および「Lumia 950 XL」には(過去記事)、Windows 10において新たに実装される各種生体認証を用いたログインシステム 「Windows Hello」(過去記事)に対応するために「虹彩認証センサー」が端末前面部に搭載されているとのことです。
また、ファブレットモデルとなるLumia 950 XLについては専用スタイラスペン「Surface Pen」による入力操作もサポートされている一方で、残念ながらLumia 950はサポートしていない模様。
以下は、今回リークされた両モデルの主なスペック。
Lumia 950(Talkman)
ディスプレイ | 5.2インチ WQHD(2560×1440)有機ELディスプレイ |
SoC | Qualcomm 64-bit ヘキサコア Snapdragon 808 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 2,000万画素 PureViewカメラ |
フロントカメラ | 500万画素(広角レンズ 搭載) |
バッテリー | 3,000mAh |
その他 | 虹彩認証センサー(=赤外線センサー) ワイヤレス充電(Qi)対応 USB Type-Cポート 搭載 microSDカード 対応 |
Lumia 950 XL(Cityman)
ディスプレイ | 5.7インチ WQHD(2560×1440)有機ELディスプレイ |
SoC | Qualcomm 64-bit オクタコア Snapdragon 810 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 2,000万画素 PureViewカメラ(トリプルLEDフラッシュ 搭載) |
フロントカメラ | 500万画素(広角レンズ 搭載) |
バッテリー | 3,300mAh |
その他 | 虹彩認証センサー(=赤外線センサー) ワイヤレス充電(Qi)対応 USB Type-Cポート 搭載 microSDカード 対応 |
どうやらスペックを比較する限りでは、両モデルは ”単純にディスプレイサイズが異なるだけのバリエーションモデル” というよりも、”上位モデルと下位モデル” に近い関係性にあるようです。ちなみに、両モデルともに筐体の素材には「ポリカーボネイト」が採用されるとのことで、最近噂されていた金属素材製ボディの採用は見送られた模様。
専用スマートカバーのイメージ図
また、Lumia 950 XLのメインカメラモジュールの外縁部を囲うように「銀色のリング」が装着されるほか、側面部にはアルミニウム製の物理ボタンが配置されるようですが、Lumia 950においても同様の仕様となっているかについては、現時点では不明となります。そのほか、Lumia 950 XLに関しては、専用のスマートカバーも用意される見込みであることも今回指摘されました。
先日リークされた情報では、TalkmanおよびCitymanは、虹彩認証機能とポリカーボネイト製の筐体を備えて11月下旬にも発売される見込みとされており(過去記事)、この先もしばらくの間はさらに詳細な情報がリークされることに期待できそうです。
[Windows Central via The Verge]