全ての機能を備えた夢のケーブルとして登場したUSB-Cですが、実際にそれを商品化している例はどれもポートの数が少ないのが残念なところ。そこでUSB拡張モジュールがまた注目を浴びているわけですが、このCusbyもその一つ。Cusbyがおもしろいのは自分の必要な機能を備えたポートをカスタムできるところです。
Cusbyは現在、クラウドファンディングのサイトであるIndiegogoで資金を調達中で、目標金額は1万5000ドル(約180万円)。Cusbyの一つ一つのモジュールはお互いにチェーンのようにくっ付けることができ、それぞれのモジュールごとに使える機能が違うんですね。まず第一段として三種類のモジュールが出ています。
一つは電源をラップトップに送るためのUSB-Cポート、もう一つは従来のUSBポート、そして最後にHDMI用です。必要なモジュールは全部つなげてしまえるので、これまでみたいに何度も差したり抜いたりを繰り返さなくていいんです。
今後登場する予定のモジュールとしてThunderbolt、Display Port、Ethernetポートが発表されていますが、こちらはおそらくIndiegogoでの資金獲得が成功してからなんでしょうね。一つのユニットは39ドルで買えますが3つで75ドルのパックがお得です。
USB-Cポートの数が足りないよーという人のための解決策になりますが、やっぱりちょっとお高い感じは否めませんね。ただ商品化が上手くいけばより生産されて値段も下がることを期待したいです。
source: Indiegogo - Cusby
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)