Xperia Blogは23日(現地時間)、ソニーが年内にも発表するものと予想されている「Xperia Z5」および「Xperi Z5 Compact」のスペック情報を示唆する情報が、新たに発見されたことを伝えています。
今回発見された「E6603」のUAProf。赤枠内の記述に注目(※クリック推奨)
Xperia Blogによると、今回UAProf(User Agent Profile)上に「E66XX(E6603、E6633、E6653)」と「E58XX(E5803、E5823)」というモデルナンバーのソニー製未発表端末のデータが確認され、それぞれに搭載されるディスプレイの解像度およびSoCの種類が判明したとのことです。
発見されたUAProfには、両モデルともに米Qualcomm製の64-bit オクタコアSoC「Snapdragon 810(MSM8994)」と「Android 5.1.1 Lollipop」を採用し、それぞれE66XXには「フルHD(1920×1080)」、E58XXには「HD(1280×720)」解像度のパネルが搭載されることが記されていました。
そのモデルナンバーから、E66XXとE58XXはそれぞれXperia Z5およびXperia Z5 Compactとして発表されることになる可能性が指摘されている一方で、数日前には「S70」と「S60」なる未発表フラッグシップ級スマートフォンが8月中旬に発売される可能性も指摘されています(過去記事)。
「E5803」のUAProf。赤枠内の記述に注目(※クリック推奨)
この情報が事実だとするならば、S70という開発コードネームのE66XXシリーズ(Xperia Z5?)と、S60という開発コードネームのE58XXシリーズ(Xperia Z5 Compact?)が来月中にも発表されることになるかもしれません。また、噂されていたXperia Z5への「Snapdragon 820」の搭載(過去記事)は見送られたということに他なりません。
いずれにせよ、これまでのソニーの慣習を踏まえると、少なくとも9月に独ベルリンで開催される「IFA 2015」においては次世代Xperiaシリーズが発表されるはずですので、遅くとも2ヶ月後までにはこの ”混乱” も解消されることになりそうです。
[Xperia Blog via Phone Arena]