TechOne3は23日(現地時間)、インドのスマートフォンメーカーLava Internationalから、今月27日にも次世代「Android One」スマートフォンが発表される見込みと伝えています。
既に日本ではすっかり影の薄い存在となってしまっていますが、インドを中心としたアジアの成長市場においては存在感を保ち続ける、米Google肝入りのプロジェクト「Android One」プログラム(過去記事)。
Android Oneとは、Googleのハイエンドスマートフォンブランド「Nexus」シリーズの ”ミッドレンジ~ローエンド版” とも言えるブランドで、Nexusデバイス同様にGoogleと各パートナー企業との間で共同開発されており、「低価格さ」と「そこそこのスペック」を両立する点を最大の強みとしています。
今回、Lava Internationalによって今月27日に開催されるプレスイベントへの招待状が関係各所に送付されましたが、TechOne3はこのイベントにおいて次世代Android Oneデバイスが発表される見込みと伝えています。
今回Lava Internationalが公開したプレスイベントへの招待状
確かに招待状には大きく「1(One)」という数字が描かれているほか、初代Android Oneがインドに登場してからおよそ1年が経過しようとしていることを踏まえると、Googleが市場での競争力を維持するために後継モデルの投入を計画していたとしても不思議ではありません。
なお、TechOne3によると、今回発表される新型端末は「5.0インチ」ディスプレイや台湾MediaTek製のSoCに加え、「2GB」のRAMや「Android 5.1」を実装し、4G LTE通信をサポートしたミッドレンジモデルとして「12,000インドルピー(約2万3千円)」で販売される見込みとのこと。
過去にはインド市場での ”苦戦” も報じられていたAndroid Oneプログラムですが(過去記事)、第2世代Android Oneシリーズはどのような反応をもって市場から受け入れられることになるのでしょうか。
[TechOne3 via Phone Arena]