KitGuruは24日(現地時間)、米NVIDIAが8月中旬にも、第2世代「Maxwell」コアを採用したデスクトップ向けミッドレンジ級GPU「GeForce GTX 950」を正式発表する見込みと伝えています。
画像は「GeForce GTX 960」のもの
KitGuruによると、GTX 950は、現時点での最下位モデル「GeForce GTX 960」と比較してパフォーマンスがおよそ25%ほど低いものとなる見込みとのこと。GTX 960にも採用される第2世代Maxwellシリーズのコアとなる「GM206」をベースにしており、動作周波数は1,150~1,250MHzとなる模様です。
また、ストリームプロセッサ(CUDAコア)数は768個となるほか、搭載される2GBのGDDR5メモリーの動作周波数は6,600~6,750MHz、メモリーインターフェイスは「128-bit」となることをKitGuruは指摘しています。そのほか、ピーク演算処理性能は「1.76TFLOPS」となり、およそ150ドル(約1万9千円)程度で販売される見込みとされています。
非常に興味深い情報としては、このGTX 950のTDP(熱設計電力)は「90W」となるものの、PCI-Express電源コネクタには8-pinが採用されるとのこと。通常、この程度のTDPの製品であれば6-pinが採用されるのが一般的であり、仮に今回の情報が事実だとするならば、GTX 950はOC(オーバークロック)を前提とした製品と言うことでしょうか。
なお、正式発表は8月17日に行われる見込みとのことですが、現時点ではNVIDIAからこの噂に関する回答は得られていません。続報に要注目です。
[Hardware Battle via KitGuru]