値段も安めなのかな?
来年登場する予定の、任天堂の次期ゲーム機「Nintendo NX」。その実態はいまだ不明ですが、Digi-Capitalの報告によるとこれはVR(バーチャルリアリティ)、あるいはAR(代替現実)コンソールになるみたいなんです。
VRならば、すわVRゴーグルみたいな独自のウェアラブルデバイスの登場か!と期待してしまうところですが、報告をみると若干様子が異なります。どうも任天堂が目指しているのはGoogle CardboardやサムスンのVR Gearのように、スマートフォンを利用したVRシステムみたいなんです。
生前、任天堂の岩田社長は「私達の目的は広く普及したスマートデバイスとゲーム機の橋渡しをすることなのです」と語っていました。これがスマートフォンを利用した新ゲームデバイスの登場を示唆しているとしたら…なんだかできすぎた話みたいですね。
ちなみに、NXはPS4やXBOX Oneのようなパワフルなコンソールにはならず、VRやARのようなユーザー体験を重視したものになるそうです。岩田社長が亡くなったあとでこの計画にどのような変更が加えられるのかは全く不明ですが、同社がWiiで起こしたようなスペックに頼らないゲーム体験の革新をまた起こしてくれることを楽しみにしたいものです。
source: VG247
(塚本直樹)