Motorolaは28日(現地時間)、Moto Xシリーズの最新モデルにあたる「Moto X Style」と「Moto X Play」を正式に発表しました。
Moto X Styleの画面占有率は「76%」に
両モデルともにMotorolaのフラッグシップシリーズに属する端末ではありますが、Moto X Styleの方がよりハイエンドに属するモデルとなります。
以下は、両モデルの主なスペックと特徴。
Moto X Style
OS | Android 5.1.1 Lollipop |
ディスプレイ | 5.7インチ WQHD(2560×1440)ディスプレイ |
SoC | Qualcomm 1.8GHz駆動 64-bit ヘキサコア Snapdragon 808 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 16 / 32 / 64GB |
メインカメラ | 2,100万画素(位相差AF・デュアルCCTフラッシュ) |
フロントカメラ | 500万画素(LEDフラッシュ) |
バッテリー | 3,000mAh |
ネットワーク | 2G / 3G / 4G LTE |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 デュアルバンドWi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
その他 | microSDカードスロット (最大128GB) 防水機能(IP52 相当) |
外形寸法 | 153.9(W) × 76.2(D) × ~11.1(H) mm |
本体重量 | 179g |
「LG G4」にも搭載される米QualcommのヘキサコアSoC「Snapdargon 808」が搭載されていますが、最大の特徴はメインカメラの性能にあります。Motorolaによると、Moto X Sytleに採用される2,100万画素センサーは、カメラセンサーとレンズの性能を独自の基準で評価するWebサイト「DxOMark」においても屈指の高スコアを記録したとのこと。
また「デュアルCCT(Color Correlated Temperature)フラッシュ」と命名された新型のLEDフラッシュが搭載されているほか、4Kビデオの撮影機能も実装。また、急速充電機能にも対応しており、わずか15分間で完全放電状態から34%まで充電することを可能にしています。
多彩な専用バックカバーを用意
そのほか、着脱可能なバックカバーには多くのバリエーションが用意されており、そのことが製品名に冠される「Style(スタイル)」という言葉の由来となっているそうです。
Moto X Play
OS | Android 5.1.1 Lollipop |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ |
SoC | Qualcomm 1.7GHz駆動 64-bit オクタコア Snapdragon 615 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16 / 32GB |
メインカメラ | 2,100万画素(位相差AF・デュアルCCTフラッシュ) |
フロントカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 3,630mAh |
ネットワーク | 2G / 3G / 4G LTE |
ワイヤレス | Bluetooth 4.0 デュアルバンドWi-Fi 802.11 a/b/g/n |
その他 | microSDカードスロット (最大128GB) 防水機能(IP52 相当) |
外形寸法 | 148(W) × 75(D) × ~10.9(H) mm |
本体重量 | 169g |
「Snapdrgaon 615」を搭載している点からも明白なように、いわゆる “アッパーミッドレンジ級” と呼ばれる層に属する端末となります。その最大の特徴は「3,630mAh」というバッテリーの容量であり、Moto X Styleよりも20%以上の大容量化を実現。
そのほか、メインおよびフロントカメラについてはMoto X Styleと同じセンサーを採用しているものの、搭載するSoCの関係上撮影可能な動画の上限解像度は「フルHD(1920×1080)」までに制限されているほか、フロントカメラからはLEDフラッシュが省略されることとなりました。
最大「48時間」ものバッテリーライフ実現が謳われるMoto X Play
なお、詳細な発売時期や販売価格については開示されてはいないものの、Moto X Styleは9月中、Moto X Playは8月中にも発売される見通しです。また、米国市場における最廉価モデルの価格設定は、前者が「399ドル(約4万9千円)」、後者は「299ドル(約3万7千円)」程度になる見込みとされています。