目には目を、歯には歯を、オシッコにはオシッコ?
サンフランシスコでの立ちション、これからは要注意ですよ!というのは、サンフランシスコ市がオシッコをしたら、自分に跳ね返ってくるオシッコをはじく作用のある塗料をサンフランシスコの街中の壁にコーティングし始めたからなんです。
公衆での立ちション問題がずっとあったサンフランシスコ。2002年に公衆でのオシッコを禁止して、50ドルから500ドル(約6万円)の罰金を科す、ということにしたにも関わらず、あまり効果がないままだったんです。
そして今、テクノロジーでの解決策が進行中。SF GATEによると、今までに市内の9つの壁に、靴やズボンに跳ね返ってくるこの立ちション防止コーティングを塗ったそう。そしてさらに塗装を進めていくそうです。
サンフランシスコ市はドイツのハンブルグで公衆トイレに行かずにオシッコしてしまうビール好きの皆さん対策に、このペイントで立ちションを減少させたことを受けて、いいアイディアだと導入したそう。
でもこの作戦、サンフランシスコでうまくいくかどうかはまだわかりません。サンフランシスコはホームレス人口が大変大きく、彼らが使用できるトイレというのが限られているためこの立ちション問題が起こっているんですね。The Atlantic’s City Labは「外で立ちションをする人たちは、もちろんどこか中のトイレでオシッコしたいんです。もし彼らに外で立ちションをしてほしくないのなら、他の案を考えなきゃいけないですね」と指摘しています。さて、この立ちション防止壁、サンフランシスコではうまくいくんでしょうか。
source: SF Gate
Maddie Stone - Gizmodo US[原文]
(リョウコ)