グーグルバーガーとか作ってみてほしいです。
ハンバーガーのスタートアップ「Impossible Foods」を、グーグルが買収しようとしているそうです。グーグルは2〜3億ドル(約250〜370億円)での買収を提案していて、Impossible Foodsと話し合いを続けているとのこと。
Impossible Foodsは、植物性食品のみで作るチーズバーガーを開発しているスタートアップ企業。スタンフォード大学の生物学者Patrick O. Brownさんが設立し、あのビル・ゲイツからも投資を受けています。彼らが目指すのは「植物を使って至上最高の肉とチーズを作る」こと。
こういった、フェイクミート業界には、ビル・ゲイツをふくむテック界の大物たちが興味を示しているようです。たとえば、ツイッターの共同設立者のエヴァン・ウィリアムスはフェイク鶏肉を販売する「Beyond Meat」というスタートアップを支援しています。
グーグルの共同創業者セルゲイ・ブリンも2013年ごろから人工肉の研究に投資しています。さまざまな問題を抱えている食べ物の未来について、セルゲイ・ブリンは当時こんなふうに語っていました。
一つ目のシナリオは、みんながベジタリアンになること。ただこれは現実的ではない。二つ目は問題を無視すること。こうなると環境には悪影響を与えつづけることになってしまう。そして三つ目のシナリオは、何か新しいことをやってみることだ。
食べ物の未来のために新しいことをやってみる。まさにこれからグーグルが実現しようとしていることなのかもしれません。ファストフードから宇宙まで。グーグルのビジネス領域の拡大にわくわくするような、ちょっと末恐ろしいような…。
source: The Informaton via Business Insider
(Haruka Mukai)