大学生らのグループと研究者が共同で開いた安全保障関連法案に反対するデモで、気勢を上げる参加者=31日午後、国会前
共同通信社

 大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」と、さまざまな分野の研究者でつくる「安全保障関連法案に反対する学者の会」が31日、東京都内で共同の集会を開き「共に廃案に持ち込もう」と声を上げた。両団体は、学生と学者が一体となった抗議行動は「歴史的に珍しい」としている。

 集会後は国会周辺をデモ行進してから、正門前で抗議行動。シールズのメンバーがたたく軽快なドラム音に合わせて学者らも控えめにリズムを取り、「民主主義って何だ」「国民なめんな」といったコールを繰り返した。