別に結婚するわけではないけど、価値観のちがう相手とは、同じ時間を過ごすのに値しない? 好きな気持ちがあれば、カバーできることや妥協点を探ることも可能だと思われますが、いきなり「別れ」を選ぶことってあるのでしょうか。
Q.今までの彼と価値観が合わなくて別れたことはありますか?
○ある……23.5%
●ない……76.5%
少数派ですが、お別れの道を選ぶ方がいるようです。具体的なエピソードを見てみましょう。
■やっぱりこれ!
・「金銭的な感覚が合わなかった時。将来、喧嘩になるのが目に見えていた」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「風俗などは受け入れられなかった」(31歳/学校・教育関連/技術職)
・「彼がケチすぎた。」(33歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
・「恋人との過ごし方。距離感」(27歳/商社・卸/事務系専門職)
「パチスロに何万も使う姿を見て嫌気が差した」「就職しないで専業主婦になってくれと言われたので別れた」「休みがあまりなかったのに、友人を優先された」「クリスマスに趣味を優先された」など、さまざまな価値観が合わないと無理なようです。限られた時間をムダに使う必要はありません!
■色々不一致
・「女性に対してレディーファーストが出来ないところ。」(26歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「こちらが選択肢を2つ提示しても、なぜか向こうから第3の選択肢をあげられることが多々あったから。合わないと思った。」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「忙しい時期に対するお互いへの思いやり。試験に向けてがんばっている私に『かまって、かまって』とどんどんうるさくなったので。」(30歳/その他/その他)
・「生活のリズム」(29歳/情報・IT/営業職)
相手を思いやれない自己中すぎる人や、恋愛が勝った負けたの勝負事になっている関係は難しいようですね。恋愛は戦ではない! 「恋愛の優先度」「食べ物の好き嫌いが激しすぎる人」も合わせられる許容範囲が超えてしまうと無理なようです。
■結婚観
・「相手が40歳くらいまでは独身で遊んでいたいと言ったので、すぐ別れた」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「結婚なんでムダだしする意味がわからないと言われて冷めました。」(31歳/建設・土木/事務系専門職)
・「家族観が合わなくて喧嘩になって別れました」(31歳/その他/その他)
付き合う先に将来が見えないなら、これも時間をムダに消費する必要なし! 危ない道に片足つっこんでるなら尚更。巻き込まれる前に退散するのが賢明ですよね。さっさと別れて次! 次!!
別れる理由は、好きか嫌いかだけではないですよね。相手と真摯に向き合えばこそ、ズレた価値観は共通の時間を過ごすに値しないと考える方が少なからずいるようです。寄り添えたらいいのですが、お互いが平行線なら別れるのも……ありですよね?
(大場 杏)
※画像は本文と関係ありません。
※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数200件(22歳~34歳の社会人女性)。