ヤフーは2日、同社が運営する金融情報総合サイト「Yahoo!ファイナンス」において、日本語での米国株情報の提供を開始した。ニューヨーク証券取引所(以下、NYSE)、ナスダック証券取引所(以下、NASDAQ)における全企業の銘柄情報約5,000銘柄を日本語で取り扱うのは、国内で初という。
○NYSE、NASDAQの全企業約5,000銘柄を日本語表示
米国の株式市場は、日本と同様に株価の上昇基調が続いており、米国株取引を提供しているネット証券会社では売買手数料が低下するなど、米国株に注目が集まっている。一方、証券会社などが提供する米国株の情報は英語によるものが多く、言語問題が米国株取引拡大への壁になっていたという。
今回開始したサービスでは、NYSE、NASDAQの全企業となる約5,000銘柄を日本語で表示。これにより、ユーザーの利便性向上を図る。情報利用料は無料で、更新は15分遅れとなる。また、サービス開始に伴い、米国株取引のリーディーングカンパニーであるマネックス証券の協力を得て、米国株取引の初心者向けの特集ページ「マネックス証券はじめての米国株」を展開する。
(御木本千春)