気がつけば、車屋さんに。
グーグルの車に関する動きは、ここ最近噂がネット上で一層盛んになってきました。しかも、その動きは噂どころではなく確かなものとして、しかし大々的に発表されることなく進んでいたのです。ネタ元のGuardianが入手した書類によれば、噂のグーグル車部門は「Google Auto」という名前の別会社としてスタートしていたのです。
Google Autoは、LLC(リミティッド・ライアビリティ会社)として、2011年に設立。グーグルの車開発を正式に担う会社として、稼働してきました。昨年カリフォルニア州にて自動車メーカーとしてのライセンスも取得。自動運転車として開発されたLexusのSUV車もここが関わってました。
ここ数年、大手車メーカーと提携するかもという動きを見せたこともあったグーグルですが、まさか水面下で自身が車メーカーになっていたとは…。車メーカーとはいえ、あくまでも現段階はその開発につとめており、一般向けの車販売は視野にないとのこと。
ネタ元のGuardianは、Google Autoを設立することで法的な便利さがあり、アメリカ国家道路交通安全局(NHTSA)から開発テストなどの許可をうけやすいからだろうと、この一連の動きを解説しています。しかし、現段階では自動車販売の予定はないとしても、これからグーグルが未来の車メーカーとして私たちの前にあらわれないとは言い切れませんから。
もしかしたら、今の子どもたちが大人になるころは「グーグルって元々ネット検索の会社だったんだよ」なんてのがトリビアになってたりね…。まさかね。
source: Guardian
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(そうこ)