「婦人科」と言えば、妊娠した女性が行く場所というイメージがありますよね。でも生理不順や自治体からくる定期健診などで、どうしても婦人科に行かなくてはならないときもあります。そんなとき「ちょっと行きづらいな」と思う人もいるかもしれません。そこで今回は「妊娠外で婦人科へ行くこと」について、女性の皆さんに聞いてみました!
Q.妊娠外の理由で婦人科に行くのは抵抗がある?
「ある」46.1%
「ない」53.9%
ほぼ半数に分かれましたが、わずかの差で「抵抗はない」と回答した人が多い結果となりました。早速、それぞれを選んだ理由を聞いてみましょう。
<「ある」と回答した人の意見>
■恥ずかしい、緊張する
・「やっぱり恥ずかしい気がして、抵抗がある」(28歳/情報・IT/技術職)
・「抵抗と言うか緊張してしまう」(29歳/学校・教育関連/専門職)
婦人科と言えば、あのM字開脚される独特の椅子が思い出されます。いくら検査のためとはいえ、あの椅子に座るのが恥ずかしかったり、緊張してしまうという声がありました。
■医者が男性だとちょっと……
・「医師が男性だったら相談しづらそうというイメージがあるから」(26歳/情報・IT/事務系専門職)
・「女性の医師がいる病院ならまだ良いかもしれないが、恥ずかしさや戸惑いのほうが多い」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
ただでさえ他人に見られたくない場所を見られるのに、男性の医者だったら余計にイヤですよね。特に若い先生だとつらいです。
<「ない」と回答した人の意見>
■自分の体のため!
・「自分の健康のために大切なことだから」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「自分の体のことですので、それくらいがんばれます」(31歳/その他/その他)
「抵抗がない」と回答した人の中で一番多かったのが「自分の体のため」という意見でした。異変を感じても「恥ずかしいから」という理由で放置すると、後で大変な目に遭うこともあります。
■病気の早期発見は大事!
・「子宮内膜症などの検査を定期的にしたり、体調を話したりするのは大事なことだと思うので」(31歳/金融・証券/営業職)
・「生理痛が重く、学生の頃から通っているため。子宮内膜症という痛みの原因がわかったので、行って良かったと思う」(31歳/不動産/秘書・アシスタント職)
婦人科系の病気は悪化すると、最悪の場合入院や手術、ということになります。そうなる前に婦人科で検査して、病気を早期発見することはとても大事ですよね。
女性特有の病気である婦人科系の病気は、自覚症状があるものとないものがあります。アンケートでは「抵抗がある」と回答した人も4割以上いましたが、定期的な検査は大事です。悪化してから行っても手遅れ……なんてことにならないように、異変を感じたらすぐに婦人科へ行きましょう!
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年4月にWebアンケート。有効回答数232件(22~34歳の働く女性)