Windows 10は確かに良いのですが、こんな(わかりやすい)スパムメールに引っかかってOSをアップグレードしないように気をつけてくださいね。
Ciscoが見破ったとおり、マイクロソフトに扮してWindows 10の「予約」という仕組みを利用したマルウェアを送りつけるスパム業者が出てきています。このメールはWindows 10のインストーラー・パッケージを含んでいるかのように見せかけていますが、実際の中身はCTB Lockerというランサムウェア(マルウェアの一種)。
これをインストールすると自分のファイルが勝手に暗号化されてしまい、その暗号化を解除するためにお金を払わなくてはいけなくなります。
このメールは、送信元がupdate@microsoft.comだったり、免責事項やアンチウイルスに関する記載もあったりして、パッと見では本物っぽく見えるかもしれません。ですが、スパムだと分かるポイントもいくつかあります。
たとえば文章内に誤字があったり、厨二っぽい書き方をしていたり、あとはもちろん、Windows 10はそもそもメールの添付ファイル経由ではインストールされない、という事実です。くれぐれもわくわくして開かないように!
Source: Cisco
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(Rumi)