女性ならきれいになりたいと思うのは当然のこと。様々なメディアが最新の美容法を紹介していると、つい試したくなってしまいます。中には効果があるのかないのかもわからないけれど、その美容法が習慣になっているという人も。男性はその涙ぐましい努力に対してどう感じているのでしょうか。疑問に思う美容法について社会人の男性に聞いてみました。
■多額のお金が必要な美容法
・「エステでウン十万円も使う人。もったいないと思うので」(30歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「美顔器に10万円」(29歳/小売店/販売職・サービス系)
価値観は人それぞれですが、やはり基盤となる日常生活で無理な節約をしてまで美容にお金を費やすことには疑問を感じざるを得ません。効果があるならまだしも、そばから見てそれほど効果が見られないと、お金の無駄遣いと感じるようです。
■食べないのは不健康
・「食事を抜いたりするのはやりすぎだと思う」(29歳/食品・飲料/営業職)
・「夜ご飯を食べないで野菜ジュースだけ飲む人が『お腹すいた』とずっと言っているのを見て、やり過ぎだと思った」(27歳/情報・IT/技術職)
無駄なものを食べているから太るのであって、必要なものだけなら太らないのに、断食など体に負担のかかるダイエットをしている人は、いつ体を壊してもおかしくありません。健康あってこその美しさだということを忘れないようにしましょう。
■使って満足しているだけでは?
・「小顔ローラー。意味があるか疑問」(32歳/機械・精密機器/技術職)
・「金箔パック。効果があるのか微妙」(33歳/情報・IT/技術職)
出ては消え、流行っては廃れていく美容グッズたち……。その瞬間は効果があると思ってみんな飛びつくのですが、効果が現れなかったとなるとまた次の美容グッズに手を出します。効果には個人差があるので、グッズ頼みの美容法は無駄な出費を招いてしまうことも。
■普通に入浴じゃダメなの?
・「岩盤浴。1日頑張ったくらいでどうにかなると思ったら甘いから」(22歳/自動車関連/その他)
・「半身浴。風邪ひきそう」(31歳/商社・卸/営業職)
バスタイムを利用してきれいになろうとする女性は多もの。リラックスしながらできればいいのですが、まだ出ちゃダメ、あと○回繰り返さなきゃ……と考えていると、逆にストレスがたまってしまうかもしれません。
女性にとってはこの小さな努力こそが将来の美につながると思ってがんばっているのに、男性は冷めた目で見ていることも多いようです。その根底には、「そこまでしてきれいになりたいの?」という、美への執着に対する疑問もあるでしょう。効果のほどがわからない様々な美容法で毎日を忙しくするよりも、食生活の改善や軽い運動から始めた方が美しさを早く手に入れることができるかもしれません。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウーマン調べ(2015年4月にWebアンケート。有効回答件数106件。22歳~39歳の社会人男性)